電磁波を数値で見える化する電磁波測定アプリが配信されています。
『スマホのアプリで電磁波って測れるの」
「とりあえず無料で測ってみたい」
と気になっている方にむけて、電磁波測定アプリをまとめました。
とはいえ、こんな疑問も多いはず。
「アプリでちゃんと測れるの?」
そこで、電磁波にも詳しい私が、ちゃんとした電磁波測定器でも測ってアプリの精度を確認しました。

結論から言うなら、アプリで測った数値は全くあてにできません。
測定結果をアプリと電磁波測定器で比較しましたが、全然違う数値になりました。
安心したいため電磁波を測るのに、全く違う数値で不安になってしまうのはもったいない。
個人的には、電磁波を測りたいなら電磁波測定サービスかちゃんとした電磁波測定器をおすすめします。
ちなみに私がおすすめしている電磁波測定器はこちら。
「ちゃんと測れないのも分かったけど、アプリも試したい!」という方はどうぞご覧ください。
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【App Store】iPhone向け電磁波測定アプリ一覧
スマートフォンのiPhoneユーザ向けに配信されているアプリを紹介します。
評価(☆の数)が高い順に並べました。
iPhone向け電磁波測定アプリ一覧
- 電磁検波器デラックスカラー
(評価☆4.8 • レビュー数10件) - Smart Metal Detector
(評価☆4.3 • レビュー数17件) - 電磁波測定アプリ
(評価☆4.2 • レビュー数10件)
1:電磁検波器デラックスカラー


電磁検波器デラックスカラー
一番評価が高かったのアプリ。レビューの内容としては「画面がかっこいい」「測定の反応が敏感」など。デバイスに内蔵されているコンパス機能で測定する。
表記:英語
価格:800円
特徴:
・測定値を記録できる
・電磁波の最低値、平均値、上限値表示できる
2:Smart Metal Detector(無料)


Smart Metal Detector
評価もよく、レビューも多いものの、コメントの数は0件。デバイス内蔵の磁気センサーを使って、金属の存在を検出するアプリ。
表記:英語
価格:無料(アプリ内課金あり)
特徴:
・電磁波の最低値、平均値、上限値を表示
3:電磁波測定アプリ(無料)


電磁波測定アプリの特徴
評価はいいものの、レビューコメントの数は0件。何で電磁波を計測しているかは書かれていません。
表記:日本語
価格:無料(アプリ内課金あり)
特徴:
・メーターと数値のみの、シンプルな画面
【Google Play】Android向け電磁波測定アプリ一覧
スマートフォンのAndroidユーザ向けに配信されているアプリを紹介します。
評価(☆の数)が高い順に並べました。
Android向け電磁波測定アプリ一覧
- Gauss Meter
(評価☆3.8 • レビュー数4360件) - Smart Metal Detector
(評価☆3.9 • レビュー数17,900件)
1:Ultimate EMF Detector RealData(無料)


Ultimate EMF Detector RealData
デバイスに内蔵されている磁気センサー(コンパス)を使って電磁波を計測。XYZ軸を使って計測なので、正確な計測が期待できる。
表記:英語
価格:無料
特徴:
・測定値の記録、測定単位の を切り替え、測定範囲の変更ができる
2:Gauss Meter(無料)


Gauss Meterの特徴
デバイス上の磁界センサーを使って電磁波を測定。レビューも「ちゃんと機能する」とのコメントが多い。
表記:英語
価格:無料
特徴:
・公式の説明に「目安のみ」と書いてある
電磁波測定アプリの精度を検証|正確に測れない
「電磁波測定器アプリって、たくさん配信されているし人気だけど、そもそも正確に測れるの?」
と疑問に思う方も多いと思うので検証しました。
電磁波測定の結果を比べてみました
・アプリの結果
・電磁波測定器の結果
結果からいうと全く精度なしです。
測って分かった電磁波測定アプリの精度
・電磁波測定器とアプリでは100倍近い数値の誤差がある
・アプリ立ち上げ時点で高い数値
・電磁機器に近づけても離しても数値変わらず
・アプリ間で数値が全く違う



写真つきで実際の測定結果を紹介します~
電磁波測定の精度の検証|電磁波測定アプリ
スピーカーを測定してみました。


「電磁波測定アプリ」の数値の精度を確認します。
状態:コンセントを抜いた状態
結果:
電磁波測定器(左)0V/m ・0.1mG
電磁波測定アプリ(右)247μT(換算すると2470mG)
測定器はどちらも0近い数字なのに、アプリは247μTになっています。
というかアプリ立ち上げた時点でずっと247μTでした。
アプリの数値は2470mGでしたが、日本電磁波協会が提案する安全基準は2.5mGなので、アプリの数値は恐ろしいほど高いということになります。
コンセント抜いた家電の近くが2470mGっていうのはあり得ない。


電源を入れてみました!
状態:電源を入れた状態
結果:
電磁波測定器(左)10V/m ・ 1.9mG
電磁波測定アプリ(右)246uT(換算すると2460mG)
測定器は0に近い数字から10V/mと1.9mGまで上がりました。
アプリは247μT→246μT。
数値が下がってる!!(苦笑)
電源を入れると普通は電磁波が高くなりますが、アプリは低くなりました。



残念だけど精度は全くないと思う
電磁波測定の精度の検証|Smart Metal Detector


状態:コンセントを抜いた状態
結果:
電磁波測定器(左)0V/m ・ 0.2mG
電磁波測定アプリ(右)60μT(600mG)
測定器はどちらも0近い数字なのに、アプリは60μTになっています。
こちらもアプリ立ち上げた時点でずっと60μTでした。
60μTは換算すると600mG。
日本電磁波協会が提案する安全基準は2.5mGなので、アプリの数値は恐ろしいほど高い数値になります。


スピーカーのコンセントを入れて電源を付けました!
状態:電源を入れた状態
結果:
電磁波測定器(左)18V/m ・ 0.8mG
電磁波測定アプリ(右)60μT
電磁波測定器は両方とも数値が上がりましたが、アプリは数値が変わらず。
電源を入れると普通は電磁波が高くなるはずなんですがね。
アプリ以外で電磁波を正確に測る方法2つ
測定結果をアプリは個人的には全くおすすめしません。
安心したいため電磁波を測るのに、全く違う数値で不安になってしまうのはもったいない。
個人的には、こちらの方法をおすすめします。
・電磁波測定サービス
・ちゃんとした電磁波測定器
ちなみに私がおすすめしている電磁波測定器はこちら。
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